ボルサリーノのスタンダードライン「クオリティ スーペリオーレ」

クオリティ スーペリオーレ(QUALITA SUPERIORE)とは、
ボルサリーノの製品シリーズの定番ラインです。

実はクオリティ スーペリオーレの中にも、色々の種類がございます。
定番ラインから、少し他のブランドにはないファーを使った型もあります。

クオリティ スーペリオーレ(QUALITA SUPERIORE)、ガゼッラ(GAZZELLA)、
50グラミ(50 GRAMMI)、イカロ(Icaro)、グアナコ(GUANACO)、
スペッキオ(SPECCHIO)、ビーバー(Beaver)、セルベルト(Cervelt)、ビキューナ(Vicuna)の8種類です。※2015-16年秋冬時点

クオリティ スーペリオーレ(QUALITA SUPERIORE)シリーズの特徴です。

・通常より作業工程を増やしている。その工程数、47工程
・フェルトの圧縮作業の増加により、生地がマレンゴ等に比べると厚い
・毛を短く研磨する為、艶と光沢がある
・上質な兎の毛(ファー)のみを厳選し、使用する
・カラー展開が非常に豊富。全部で50色以上

などです。細かい点を見れば、他にもあるでしょう。

やはりクオリティ スーペリオーレシリーズで最も注目すべきは、作業工程数です。47回の作業工程という、とんでもなく多い作業工程です。

フェルト帽子の製作を簡単に説明しますと、大まかな流れは以下ような感じです。

帽体を蒸す→型入れ→糊付け→トリミング

大まかにわけると4つの作業ですが、細かい作業を入れても、47回の作業工程にはほど遠いと思います。

では、47回も一体何の工程を行っているのかというと、その多くは帽体の製作です。
先ほど特徴で、“フェルトの圧縮作業増加により、生地が厚い”と書きましたが、まさにこのフェルトの圧縮作業増加が、47回という作業工程になっている要因です。

これは本当に凄まじい回数です。これだけフェルトの圧縮作業を繰り返したら、それは丈夫な帽体に仕上がります。
他のメーカーでは絶対に出来ない作業です。これがボルサリーノはフェルトのブランドと言われる理由の一つですね。

そして、確実にその作業に携わる人の手はボロボロになります。上に載せているボルサリーノの工場での作業動画で、帽体を伸ばしている方々を見ていると、
やはり職人さんは手袋してます。それほど大変な作業になる訳です。

ボルサリーノ(Borsalino)伝統の職人の技術を感じる、
クオリティ スーペリオーレ(QUALITA SUPERIORE)の製法でした。